修理速報
電源ボタンの陥没でリカバリーモードになってしまうiPhone11を修理しました
[2020.09.27] スマホスピタル伊丹 その他・修理箇所不明 iPhone11
iPhone11電源ボタン陥没の修理
WEB予約でご来店してくださったのはiPhone11を使用中のお客様。
先日iPhoneを落下させてしまった時に電源ボタンが陥没してしまい、その後リカバリーモードになって
通常起動が出来なくなってしまったという事でした。
前にも全く同じ内容の修理があったなぁと思いながら受付。
電源ボタンの陥没を外側から直す事は難しいというか多分無理なので分解をする必要があります。
これが元の状態でリカバリーモードになっているせいで起動が出来ない。
電源ボタンの部分はこんな感じになっている。
ボタンの中央がへこんでしまっているので常に電源ボタンが押された状態になっているようだ。
そういえば前にやったiPhoneXRの人は「いやいや、こんな小さなキズで?」みたいなくらいすごい小さい傷だったが
結局今回と同じようにボタン陥没が原因だった。
ボタンやボタン付近に傷があり、リカバリーモードになってる人はボタン陥没を疑ってみていいかもしれない。
さてiPhone11は基板を外して電源ボタン部分を分解すると↑の画像のようにボタン自体を外せる。
かなり反っている。
これを手でぐいっと戻すと簡単にパキッと真っ二つになる危険があるから要注意だ。
30分くらいで終わるかな~と気軽にやっていたが、このボタン1方向だけでなく立体的に歪んでしまっていたので
5回着脱して調整する羽目になった。
結局1時間30分くらいこのボタンと遊んでいた気がする。
ボタンが以前のようにカチカチと押せるようになったので無事に電源が入った。
これで正常に利用可能。
ボタン部分はこんな感じになった。
余りにも歪みが複雑だった為、ボタン自体を研磨して少し小さくしている。
本体フレームとボタンがガッチリ噛み合って陥没してしまう状態だったのでボタンを小さくする事で噛み合わないようにした。
後はボタンの歪みも調整し僅かにフレームも削った。
しかしiPhoneXRと11は今回と全く同じ内容の故障が多い。
この半年で全く同じ壊れ方してる人が4人目。
機種は11が2台とXRが2台だった。
電源ボタンの陥没で困っている人がいたらお気軽にご相談ください。
郵送でも対応は可能です。
それでは。
