修理速報
プールで水没したiPhone
伊丹市内から飛び込みでご来店してくださったのはiPhoneを水に濡らしてしまったというお客様。
家族でプールに遊びに行っていて、防水ケースとやらにいれていたそうですが気付くと水が入り込んでいて濡れてしまっていたようです。
今週だけでも防水ケースに入れてたけど穴が空いていた様で・・・とかいう話を4回聞いた気がするのですが、防水ケースって一体どんな商品なのでしょうか。
私からすると自分で使った事も見たこともないけれど、すでに防水ケースの信頼度はゼロです。
さて、今回のiphoneは画面が映らなくなってしまっていました。
分解して基板を確認してみるとこんな感じで腐食していました。
上のメインカメラ接続端子の付近が青白く変色してしまっているのがわかります。
これは水に含まれた成分と金属が反応して腐食している状態です。
こうなっていると電流はうまく流れないのでショートして壊れてしまったり、動かなかったりします。
水没復旧作業というのは、こういった腐食などを取り除く作業です。
精製水や機械向けの水を含まない液体で洗ったり磨いたりします。
今回は腐食が良い感じにわかりやすかったので記事にしてみました。
iphoneは無事に直って動くようになってくれました。
こういった腐食が発生する以上、単に乾かせばいいという事はありません。
濡れたiPhoneはどちらかというと、乾く前に修理店に持って行ってください。
水濡れには気を付けてくださいね。
それでは。
